【実は不便】もしもハンコがなかったら
今回のテーマは【脱ハンコ論】です。
〓このコラムで分かること〓
・無くてはならないハンコがある
・ハンコを押すのは決意の表れ
●無くしちゃいけないハンコもある
行政のデジタル化やリモートワークなどを語る際に、たびたび登場するワード「脱ハンコ」。
リモートワークで済む仕事なのに、ハンコを押すためだけに出社している人がいる。
これはたしかに改善すべきことだと思います。
だからといって、ハンコを無くした方が良いとは思いません。
ハンコを無くすということは、責任や権威の証明を他のもので代用するということです。
たいていは、直筆のサインで代用されると予想します。
会社が銀行から借り入れを行う場合などは、たくさんの書類が必要です。
保証書や誓約書などをすべて合わせると、10ヵ所以上の署名捺印が必要になることもあります。
その点ハンコは、本人の了承の上で、誰かが代わりに捺すことも可能です。
仮に本人がそこにいなかったとしても、
ハンコを受け渡すことによって「責任の証明」を委ねることができます。
これはビジネスにおいて、とても便利な制度です。
また、婚姻届けを提出する時、家を購入する時、
重要な契約を結ぶ時にハンコを押すのは「決意の表れ」でもあります。
その文化も根こそぎ無くしてしまおうというのは
すこし乱暴な話ではないでしょうか。
ハンコそのものに罪はない
ハンコそのものには何の罪もありません。
「脱ハンコ論」の主旨は「ハンコをなんとなく使っていた場面を無くす」ということだと思います。
ハンコ云々よりも、社会の仕組みそのものを改善すべき話ですよね。
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ここぞという場面で「決意の表れ」として用いるに相応しい印章をお求めの際は
2026-04-22 15:20