世の中すっかりデジタル化が進み、はんこの世界も
「電子印鑑」のご利用が増えています。
まだプライベートで押印は全てデータ、というかたは少数派で、
お仕事の認印としてExcel(エクセル)やWord(ワード)上で使える印鑑の
画像データをオーダーいただいている印象です。
今回は電子印鑑を初めて作成される方のよくあるご質問、
「印影データのサイズ変更はできるのか」という
テーマを取り上げたいと思います。
例えば、同じ電子印鑑を、契約書と領収書など
「サイズが異なる複数の書類に使用したい」といったケースです。
確かに書類の大きさによって印影とのサイズバランスも気になりますね。
電子印の場合、ネット(メール)経由で印影の画像データでの納品となり、
ワードやエクセル上で、一般的な画像をサイズ変更する時と同じ操作で
「電子印鑑のサイズ・比率変更」が可能です。
(※当店では標準の透過タイプと非透過タイプからお選びいただけます。
ただ、このように縦横比率を自由に変更できる画像ファイルであるため、
ぜひ覚えておいていだきたい“デジタル印鑑”ならではの注意点」があります。
見た目を整えたい場合でも、縦横比は固定したままが安全!
電子印鑑のサイズを変更して使う時は
縦横比率を変えずに拡大縮小することを推奨します。
これは印影の性質上、比率の変更は好ましくないためです。
画像データの電子印であっても、その用途は変わりません。
実物の印章(印鑑)と同じ形であることが本人確認や真正性の根拠になるため、
比率が変わってしまうと「変形・改ざん」とみなされるリスクがあるのです。
特にビジネス取引上の規程では「印影の変形禁止」とされている場合も多いです。
となると、逆に「変形・改ざんリスク軽減のため
初めから変更できないようにしておいてほしい」とか
「同じ電子印鑑を2種類の書類に使用したいので、都度変更しなくても良いように
それぞれのサイズ感(LサイズとSサイズなど)で2種類作ってほしい」
というお客さまもおられるかもしれませんが…
デジタル印鑑の画像データは先ほども書いたように「画像」ですので、
その性質上、エクセルやワードのレイアウト上で
あらかじめ変形(縦横比の変更)を防止する事は技術的にできません。
また、後者の「使う書類が2種類だから、
初めから固定の2種類の大きさで作っておいてほしい」という件は、
画像データは非常に汎用性が高く、ほとんどのソフト(ワード・エクセルなど)で
拡大縮小ができますので、当店は1サイズの納品となっています。
尚、大抵の印刷環境に耐えられるよう、比較的、高解像度のものを納品していますので、
サイズに関わらず安定した精度の印影データをご活用いただけます。
少し本題からそれてしまいましたが、
ちょっとデザインや印影のバランスを整えただけ、のつもりでも
思わぬリスクを招きかねない電子印鑑のサイズ変更。
電子印鑑のサイズ変更は「縦横比は固定したままで!」
ぜひ覚えておいてください。