【はんこの基礎知識】姓・名 両方(フルネーム)で認印は作れる?

2026/06/05

京都の“ちゃんと作る”はんこ屋「京都光林堂」の
ちょっと気になるハンコのハナシ。
今回のテーマはフルネームで認印は作れるのか?です。

〓 このコラムで分かること 〓
・認印は姓+名、名前のみでも作成可能
・姓・名のどちらか「プラス1文字程度」が目安

●認印とは「印鑑登録されていないハンコ」の総称
認印(みとめいん)は、普段「はんこ、印鑑?あまり縁がないな」
という方でも耳馴染みがあり、実際、最低1つはお持ちなのではないでしょうか。
宅配便の受取りの際、皆さんが押している「アレ」です!

本題に入る前に、そもそも「認印」とは?というお話を。
簡単に言えば「印鑑登録されていないハンコ」全般を認印と呼んでいます。
どこにも登録されていないものを認印として扱います。
ちなみに、最も法的な拘束力があるのが実印
(会社なら法務局・個人なら役所に登録)です。
その他、銀行に登録する銀行印や職務上協会などに登録するもの。
手形取引などで取引先に提出すケースもあります。

※実印の基礎知識はこちらのコラムで取り上げています

認印の主な機能は「確認(承認)」で、
会社では「この書類(や文書)を確かに確認しましたよ」
という意味合いを持つ「押し印(おしいん)」にもなりますし、
公私使うシーンも多く身近なものといえますね。

ちなみに「三文判(さんもんばん)」というのも良く聞きませんか?
同義語のように使われがちですが、実は、認印=三文判ではありません。
どこにも印鑑登録されていないハンコ全般を認印、
どこで買っても同じな大量生産の安いハンコを総して
三文判と言っています。意味合いが違うんですね。


認印は誰の印鑑かすぐに分かる視認性が大切
では本題「フルネームで認印は作れるか」ですが、作成は可能です。
主に、姓がメジャーで、姓だけだと、例えば組織に複数の同姓がいて
区別がつきにくい。などのケースが想定されます。
このような区別用には、フルネームではなく
名前の1文字を小さく入れるケースがあります。
(例:山田太郎さんの場合 山田 太 など)
このように原則として姓・名のどちらか「プラス1文字程度」をおすすめします。

認印は、パッとみて誰の印鑑かわかることが大事です。
フルネームを入れると文字数が多くなり視認性が落ちてしまうため
認印としてはおすすめしていません。
※(どうしても)フルネームで認印を作られる場合、
当店では実印オーダーと同じ価格設定でお願いしています

また、名前のみの認印も作ることができます。(例:太郎、花子 など)
名前だとなんとなく、子どもの印鑑?などお遊び的なイメージがあるかもしれませんが
認印として問題なく使えます。
ハンコが意味をもつのは、万が一、問い合わせやトラブルになった時です。
(例えば、控えに受取り印があるが荷物が無い。
誰の受取り印をもらったか確認する、といったケース)
ですので、その際「誰のハンコか」が判断できれば、名前でも苗字でも問題ありません。

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