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「結婚後、苗字が変わるかも?」女性の実印ガイド-前編

京都の“ちゃんと作る”はんこ屋「京都光林堂」の
ちょっと気になるハンコのハナシ。
今回は【女性の実印ガイド】の前編です。

〓 このコラムで分かること 〓
・名のみでも実印を作ることができる(※1)
・結婚後は実印を改めて作り直し、再登録を

●婚姻届を出しても印鑑登録は自動更新されない
今どき、男性だから・女性だから、既婚だ・未婚だ といった
線引きするような考え方はあまり感心しませんが、意外とお問合せが多い
「女性と印鑑」について、前後編2回にわたって取り上げたいと思います。
前編の今回は、主に女性と実印についてのお話です。

身近なケースで言えば、マイカー購入でローンを組んだりする時、実印が必要ですので
独身の女性が実印を作成されることは珍しくありません。
独立・起業とか、マンション(不動産)購入という方もおられます。
男女は関係なく、成人のプレゼントとして贈られることも多い印象です。
女性に限れば、結婚の際に新姓で認印を作り(親が)プレゼントというケースもあります。

女性が実印を作成される際、いただくのが
「現在未婚で、将来結婚すれば苗字が変わる場合があるので
実印は名前だけでも良いのでしょうか?」というお問合せです。
例えば、鈴木花子さん が「花子」のみで実印を作れるのか
(実印登録ができるのか)というご質問ですが、
基本的には本人確認ができれば名のみで実印登録は可能です。
(※1)但し、姓名彫刻でなければ登録ができない市区町村もありますので
名のみで希望される方は事前確認をおすすめします。

●名前のみだと、本人確認の精度が低くなります
さて、このように独身時代に作った実印ですが、
そのまま結婚後も使い続けても問題ないのでしょうか? 
答えは「NO」です。婚姻届を提出しても印鑑登録は自動更新されませんので、
そのまま使い続けるのは原則的にNG(無効)で、
印鑑(実印)を作り直して再登録が必要になります。

「(結婚後)苗字が変わるのを見越して、下の名前で作っておいた」
という方の場合は、姓名変更の影響がないため継続使用できる可能性もあります。
※この場合も住民票のある市区町村に確認してください

ただ、下の名前のみだと、どうしても本人確認の精度が低くなってしまうため、
結婚をタイミングに実印も改めて作り直しされることをおすすめします。
認印・銀行印は新姓で、実印は、フルネームでの彫刻を推奨しております。
ちなみに、銀行印については実印とは別対応でそのまま使える場合もありますので、
対象となる銀行に確認してください。

上で少し触れましたが、実印に限らず、親子・親族などごく近い人の人生の節目に
ハンコをプレゼントする方も少なくありません。
印鑑をプレゼントする場合、最もコワいのが誤字、名前、特に漢字の間違いです。
タカハシさんの「髙」「高」、バリエーションが非常に多い サイトウさんをはじめ、
たとえ認印であっても、財産を守る実印であっても
印鑑の間違いは、それこそ“絶対アカン”やつです。

あまり親しくない方が印鑑をプレゼントするケースは少ないので
名前や正式な漢字表記を間違えることはないかと思いますが、
プレゼントで印鑑(はんこ)を考えておられる方は十二分にお気をつけください。


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